大阿久様 新築工事

大阿久様 新築工事

妻の実家の建て替え。二世帯としては狭いので広くしたいとの依頼。

思い出の詰まった旧宅を、取り壊すのを寂しく見ていた義父。色々苦労して建てた時を思い出していたのかも知れない。身内の家を建てるのは、個人的に感情が入ってしまう。それはしょうがない。

玄関は二つ。老夫婦の居住スペースは、1階が6割なので若夫婦のスペースは階段を含めた2階に。落ち着いた感じの空間と、カジュアルな感じの空間が一緒になった家。老夫婦もかなりこだわって、ダイニングは勾配天井。和室は格天井。玄関ホールも舟底天井となっています。若夫婦の空間はカジュアルでハイセンス。ダイニングの天井は梁を見出しにして羽目板貼り。ペレットストーブも完備。

階段は幅を広くとってあり、吹抜け。階段を囲むように個室があります。

手摺りは特注のアイアンのフレームで、笠木は木を使って肌触りの良くしてあります。

また手摺りの一部に、本棚を設けてあります。一部の洋間にはロフトも。外壁と玄関に大谷石も使用。勿論この物件も県産材が多く使用しました。かなりの力作になっています。この規模・このボリュームの家を作るのもそうそうないのでいい経験が出来ました。