築50年以上。3回のリフォームを重ねた継足しの実家を建て替え。
そろそろ限界を感じての依頼。作るからにはどうせ実家だし、採算度外視に造ってしまいました。旧家は先代が建てた家でしたが、やはり実家なので解体には少し寂しさもありました。
材料を一つくらい引き継いでもいいのではと思い、解体する時は丁寧に梁を取ってもらい、和室の天井に化粧で見出しにしました。床には桧の板、天井は杉の羽目板をふんだんに使用しました。
なるべく栃木の材料を使用すべく、外壁には大谷石をデザインしてカットしてもらい貼り分けして仕上げました。
令和5年度 第36回とちぎ県産木造住宅コンクールに出品し、奨励賞を受賞しました。